こんにちは。とむ( @tomnblog )です。
NFTアートを作ってみたいけど売れるか心配…。売れるNFTアートについて教えて!
こんな疑問に答えます。
- NFTが売れない3つの理由
- 売れるNFTの作成〜販売 7ステップ
- NFTとして売れるものとは
(注意)かなり詳細に、具体的に書きました。読み切るのに10分ほど時間がかかります。
この記事を書いている私は、NFTに取り組んで半年。300倍でNFTを売却したこともあり、10万円以上の利益が出ています。
クリエイターさんを応援しながら売れるコツを調査、現在ジェネラティブNFT作成に挑戦中。
*さらに今回は、個人で稼ぎ、自由に生きる為の、Webマーケ入門教材【10年の知識】で学習を重ね、webマーケティングの知識も盛り込み、売れているNFTコレクションを研究して執筆しました。自信あります。
話題のNFTを作ってみたけど、思うように売れない人、少なくないと思います。
Twitter上では即売り切れや完売報告などが拡散されているのに「なぜ私のコレクションは売れないの…?」と嫌になってしまうこともありますよね。
ですが、売れない=あなたのデザインに価値がないのではありません。多くの人はwebマーケティングの知識がなく、売り方を知らないだけです。
この記事では、NFT構想設計から販売までの手順について「売れたNFTから学んだ要点を踏まえて」、7つのステップで解説します。これを読んでおくだけで売れるNFTとは何か、感覚が掴めると思います。
しっかり作り込んで、売れるNFTをリリースしましょう!
NFTアートの売り方をまとめました
NFTアートの売り方について、丁寧解説をまとめました。
基本でありながらも見落としがちなこともありますので要チェックです。国内の動向もちょっと書いてます。
目次
NFTアートが売れない3つの理由
売れないNFTアートには特徴があります。主にこの3つ。それぞれ解説します。
- コレクションの認知度が低い
- コレクションの魅力が足りない
- 高すぎて買えない
コレクションの認知度が低い
誰も知らないNFTをリリースしたところで、みんな知らないのだから購入することはできませんよね。当たり前のことですが、案外見落としている方が多いです。
試しにTwitter検索で「NFTが売れなくて困っている人」を探してみると、ほとんどの人がフォロワー500人以下です。中には50人という人も。
ちなみに、プロが作った一般的なサイトにおける購入率は1%程度と言われています。
プロの世界ですら、100人いても1人か買うかどうかです。
まずはより多くの人にあなたのコレクションを知ってもらうこと。そしてそこから価値を発信していくことが必要です。
コレクションの魅力が伝わっていない、足りない
これは「あなたのコレクションに魅力が全くない」という意味ではありません。購入者の「欲しい気持ち」がまだ小さい、ということですね。
仮に「フォロワーは1000人いるのに1つも購入されない」ような状態だった場合、その1000人はあなたのコレクションの魅力に気づいていません。もしくは「欲しい!」という気持ちを後押しする魅力が足りません。
NFTを購入する魅力(理由)は多ければ多いほどいいです。かわいい、かっこいい、クセになる、購入特典がある、数量限定、コミュニティに参加できる、などです。
欲しい気持ちを最大化させる工夫が必要です。
高すぎて買えない
日本人は謙虚なので(?)、国内ではあまり多くないのかな、と思いますが念のため。
ヒトは欲しい気持ちとお金を比べて、欲しい気持ちが勝ったときにモノを買います。このハードルを下げるために、販売価格は抑えて出品した方が良いでしょう。
高額で出品すると「高額で1つでも売れたらいいな!」という気持ちがしっかり伝わって欲しい気持ちは消えてしまいます。販売価格の設定には注意が必要です。
まとめると、こんな感じ。
- コレクションの認知度が低い ⇨知らないものは買えない!
- コレクションの魅力が足りない ⇨欲しい気持ちを最大化する工夫が必要!
- 高すぎて買えない ⇨「一発当てる」考えはNG!販売価格は抑える!
これらを考慮して、売れるNFTアートの作り方とその手順を説明していきます。
売れるNFTアートの作成〜販売 7ステップ
売れるNFTを作る手順は下記の通り。7つのステップで作り込みます。
- 自分でNFTを購入してみる
- どんなNFTを作るか考える
- どんな魅力のあるNFTにするか、考える
- いくらで売るか考える
- NFTを作成する
- 宣伝体制を整える
- 効果的な宣伝をする
自分でNFTを購入してみる
まずは自分でNFTを買ってみましょう。市場調査ってやつですね!
大事なのは、あなたが本当に欲しいNFTを探して購入すること。自分で購入することによって、買う人の立場で「欲しいNFTはなんなのか?」を考えてください。
実際に買った後に、同じようにNFTを買っている人たちをリサーチするのもおすすめです。どんな人がファンになってくれるかが分かります。
購入するNFTの価格は安くても大丈夫ですが、自分が売りたいなぁと考えている価格のコレクションだとより参考になります。
NFTの買い方は別の記事にまとめていますので参考にしてくださいね。
>> 【Opensea】NTFアートの買い方を解説!【初心者向け】
どんなNFTを作るか考える
まだNFTを作っていないようなら、「どんな世界観」で「どんなふうに楽しむNFTなのか」を考えます。
例えば、より多くの人に迎えられることを目的にした「marimo」は格安で販売され、たまに水を換えるだけでマリモが育てられるというコンセプト。
また、私が推しているGFAWというコレクションは「異世界にいそうな可愛い女の子」で「PFP(プロフィールアイコン)として映えること間違いなし!」を売り文句にしています。
実際購入者でTwitterアイコンにしている人は多いですし、私もブログのアイコンとして使用しています。
⇦これもNFTコレクションです!
*使用許可をいただいています。
ワクワクできるような、思わず欲しくなるようなコンセプトを考えましょう。
どんな魅力のあるNFTにするか、考える
NFT構想のベースが出来上がったら、付加価値を考えていきます。「欲しい気持ちを最大化するもの」がいいです。
イラストレーターさんなどのクリエイターさんが取り組みやすいのは購入特典の付与かなと思います。NFT3体購入で1体プレゼント、など購入につながる特典が良いです。
私の推しているGFAWは3体お迎えで1体オーダーメイドNFTを作ってもらえます。
いくらで売るか考える
上記のNFT構想が出来上がったところで、販売価格を決めます。とはいえ、あまり高くしすぎても売れません。販売価格は抑えて出品しましょう。
NFTはロイヤリティ(売買成立ごとにコレクション運営にお金が入る仕組み)の設定ができますので、こちらを収入の柱にすると良いです。
先述の通り、高額販売は避けた方が良いです。一発屋の匂いがぷんぷんして購入に繋がりにくくなります。
NFTを作成し販売開始する
実際にNFTを作成していきます。まずはNFT化するデジタルデータを用意してください。(NFTとして売れるもの、売れるべきものは後述)
ブロックチェーン上で生成するジェネラティブアートを作成する場合はデータの作り方などに注意が必要です。可能であればエンジニアさんと確認をしながら制作を進めてください。
OpenSeaでNFTを作りたい!という人に向けて手順を記事化しました。参考にしてください。
>> 【初心者OK】NFTアートの作り方|必要なもの3つと手順7ステップ
ジェネラティブについては、ちび画伯さん(@Artist7yChibi)のこちらのページが参考になります。
オープンソースで公開されているコードをいじってポリゴンチェーンに実装、独自のmintサイトまで作っています。エンジニア経験なくてもできる(らしい)ので、挑戦してみると他コレクションとの差別化が図れます。
同じソースコードでイラスト作成から解説しているSakura Yukimizuさん(@SakuraGirlsNFT)の動画もわかりやすいです。
もちろん、ちび画伯さん、Sakura Yukimizuさんもオリジナルコレクションを運営しており、売れています。(ちび画伯さんはなんとトータル5ETH達成しています。)
NFTができたらOpenSeaなどの主要なNFTマーケットプレイスで販売を開始します。最初は思い立ったらすぐに購入できるようにBuy Nowで買えるようにする(NFTをListする)といいです。
宣伝体制を整える
コレクションの認知度を上げるために効果的な方法があります。それは、SNSのプロフィールを整えること。Twitterを例にして解説します。
Twitterで宣伝ツイートをしたとします。そのツイートを見て「おっ、このNFTなんか良さそうだな」と思った人が最初に見る場所は「プロフィール」です。
残念なことに、ここで「スプラ3ガチ勢」とか「新垣結衣推し」なんて文章があったりすると(一部の人を除いて)ほとんどの人がNFTへの興味を失います。
NFTの宣伝をする時は、プロフィールを作り込んでおいてください。「欲しい気持ちが最大化」するようなものがいいです。
先ほども例に出した「marimo」(@marimoNFT_life)のTwitterプロフィールをお借りします。
どんなNFTなのか、どうやって楽しめばいいのか、発行元は誰なのか(怪しくないか)、公式サイトはどこか、がプロフィールで全てわかりますね!
もし「お?マリモのNFTってなんだ?」と思った人がここを見たら全てわかります。
さらには固定ツイートにも注目です。【完売御礼】の文字。これを見ただけでも「あー、買っておけばよかった!!」と思いませんか?
言及する人があまりいないのですが、NFT界隈ではプロフィール変更が一番効果的です。しっかり作り込みましょう。
効果的な宣伝をする
プロフィールを作り終えたら実際にツイートして見込み顧客にアプローチしていきます。
Twitterは拡散されやすいSNSなのでぜひ活用しましょう。日々のツイートで制作過程を配信したり、#NFT宣伝枠などのハッシュタグを活用すると良いです。
「#NFT買います」というハッシュタグでは実際に購入につながる可能性は低い(そもそも買うつもりがない人が多い)です。
が、コレクションの露出を増やしみんなに知ってもらうという意味では活用していくべきだと思います。
インフルエンサーのイケハヤさんは新作NFTコレクションのブログ記事を書いた人にWL(NFTの優先購入券)を配布しました。
コンテンツを投稿して「CryptoNinja Partners」をもらおう! - note *すでに締め切っています。
私もこの企画に参加し、今では国内トップクラスのNFTであるCNPをゲットしました。
またフォローやリツイートを条件に、無料でNFTを抽選配布するGiveaway(ギブアウェイ)という企画もおすすめです。
私は1回のGiveaway企画でフォロワーが700人増えました。
>> 【ファン獲得】効果を最大化するNFT Giveaway(ギブアウェイ)企画のやり方
何はともあれ、露出を増やしていきましょう。
NFTとして売れるもの
結論として、NFTアートとして売れるものはデジタルアートのほぼ全てです。ただし著作権の上書きはできませんので二次創作などは注意が必要です。
ざっくり分けると以下の通りです。
- イラスト
- 写真
- 音楽・音声
- 動画
- その他デジタルデータ
それぞれの詳細は、【チャンスです】NFTアートとして何が売れる?事例と注意点を解説【まずはトライ】で詳しく解説しています。
まとめ ーまずはNFTを販売してみるところから
売れるNFTの作成から販売までの手順を7つのステップで解説しました。
NFTは作っただけでは売れません。当たり前ですがNFTというだけで高い価値がつくわけではないのです。
多くの人に知ってもらい、「欲しい!」と強く思わせることでNFTが売れます。最初はきついかもしれませんが、売れていけばそれが実績になりさらに売れていくことが期待です。諦めずに頑張りましょう。
NFT作りの流れがわかったら、あとは行動するのみです。
あなたのコレクションが誰かのお気に入りになる日は遠くないです。