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NFTについて

【今いくら?】イーサリアムのガス代とは?発生するタイミングや節約方法を解説【リアルタイム】

ガス代について

こんにちは。とむ( @tomnblog )です。

NFT買ったりするときに必要なガス代ってなに?

こんな疑問に答えます。

この記事でわかること

  • ガス代(Gas fee)とは何か
  • ガス代は、今いくらなの?
  • ガス代を抑える方法

なんとなく「必要なんだなぁ」と思っている人が多い、イーサリアムのガス代について。初心者でもわかる簡単解説をしています。

この記事の信頼性

この記事を書いている私は、NFTに取り組んで半年。NFTコレクション運営、NFT売買で50万円ほど稼ぎました。
クリエイターさんを応援しながら売れるコツやNFTの楽しみ方を調査・発信しています。

2022年11月、NFT収益が200万円を突破しました。

ガス代はNFTを買うときの手数料だよ!と言われ、なんとなくガス代を支払っていませんか?

「どうやらガス代がいっぱい必要なときがあるみたい…?」くらいに思っていると損をしちゃうことも。

ガス代はNFTを扱ううえでは超重要です。とはいえ難しいことはないので、概要を掴めばうまく付き合っていけますよ。

この記事では、ガス代とはなんなのか・何のためにあるのか、リアルタイムでガス代を確認する方法、ガス代を抑える方法について説明します。

ガス代について理解を深めて、かしこくガス代と付き合っていきましょうね。

NFTについて

「NFTってそもそもなんなの?」という人に向けて、まとめ記事を作成しました。

NFTとは何か、その特徴や価値だけでなく、NFTの買い方やNFTでお金を稼ぐ方法も紹介していきます。

>> NFTとは?わかりやすく!でもちょっと詳しく解説します!

ガス代(Gas fee)とは?

イーサリアムのガスとは、イーサリアム上でトランザクション(取引処理)を実行するときの仕事量や手数料を指します。ガス代(Gas Fee)は手数料のことを明確に分けるときに使います。

このとき使われるのがETH(イーサ)。仮想通貨や暗号資産ジャンルで「イーサリアム」と言えばこのETHを指すことが大半です。

ETHにもいくつか種類があり、場合によっては他のETHに変換する必要があります。

ガスにはいくつものメリットが存在します。価格が変動してしまうので分かりにくいのですが、イーサリアムの仕組み上、欠かせない要素です。

最初はイーサリアム上のプログラムが無限ループしてしまうのを防ぐために実装された仕組みなのだとか。みんなが使うネットワークで永遠に終わらない処理が実行され続けていたら困りますからね。

「処理にこれだけ手数料かかりますけど、払えます?払えないならやりませんよ?」ってイメージ。他にもガスがあることでこんなメリットがあります。

  • 処理の優先度を決められる(≒ネットワークの負荷軽減)
  • マイナー報酬
  • セキュリティ確保

追加のガスを支払って優先的に処理をしてもらう、なんてこともできます。

ガスは、イーサリアム系のメットワークの大前提の仕組みです。

「必要なのは分かるんだけど、正直ガス代払うとお財布痛いな…」と思うことも多いと思います。

きちんと理解してうまく付き合っていくことでガス代は減らせます。詳しく説明していきますね。

リアルタイムのガス代を確認しよう

ガス代は変動します。日本円換算で数十円のときもあれば、数千円かかるときもあります。

初心者からしたら「なんで…?」となりますよね。私もなりました。が、そういうものだと思って上手に付き合っていく必要があります。

まずはガス代はどれくらいかかるのか?今の価格を確認してみましょう。

今いくら?

ガス代は刻一刻と変動してしまうのでめっちゃ正確にいくらかかるのか?は処理を開始してみないと分かりません。

おおよそで今いくらか?は下記のサイトで確認できます。(いくつか回った結果、ここが一番分かりやすい)

試しに覗いてみましょう。

ふむふむ、平均$1.14だから「¥160くらい」かな? 最安でも$1.05(=¥146)くらい。*この数字はあくまで予想の見積です。

実際にOpenSeaでNFTをTransferしてみた(NFTを送ってみた)ときのガス代がこちら。

¥154でした。平均で¥160くらいの予想だったので、思ったより安く済みましたね!

Gweiって何だ?

結論、ETHの単位です。ガス代を表すときに使用します。

1 Gwei = 0.000000001 ETH

「え?さっきの例は12weiだったけど¥154だったじゃん」と思ったあなたは鋭い人。

このGweiで表されている部分は「1つの仕事」を実行するときに必要な価格で、ガス代全てじゃないんですよね。ややこしい。

ってことで、次はガス代の計算方法について触れておきます。

算出計算方法

ガス代の計算は以下の通り。

ガス代(Gas Fee) = 仕事量(Gas) × 単位ガスの値段(Gas Price)

ガス代が高くても仕事量(≒処理量)が多い処理はガス代が高くなるんですね。

NFTを扱う場合、売りに出すとき・買いを入れるときでガス代が異なる場合があります。

その他、処理を高速で行うように依頼する(ブーストする)ときは追加のガス代を支払います。

ちょっとした注意点

ガス代は「処理に対して払うお金」です。その処理の成功・失敗は関係ありません。

なので、「大人気NFTのリリースに参加したけどネットワークが重くて買えず、ガス代だけ持っていかれた」ってことが有り得ます。

ガス代を用意するときは少し余裕を持って多めに入れておきましょうね。

高くなるのはなぜ?

ここからはちょっと視点を変えて、「ガス代は何で高くなるの?」という疑問に答えます。

重複している部分もありますが、主に3つ理由です。

  • ネットワーク上に処理が溜まっている
  • 法定通貨に対するレートが変動している
  • 基本料金が高騰している

ポイントは、「ガス代が高いとは何を示すのか」を考えてガス代の高い・安いを判断することです。それぞれちょっと解説。

ネットワーク上に処理が溜まっている

ガスの考え方にはメリットがあるとお伝えしました。その中のひとつである「優先順位をつけること」が影響してきます。

ネットワーク負荷軽減のためにガス代が上がります。これは仕様なので「そういうものである」と捉えた方がいいですね。

「夜間で取引が多くてガス代高いわ〜」ってときはこれが原因です。

法定通貨に対するレートが変動している

ガス代の話をしているときに、ETHで考えて話している人と、日本円やドルにまで換算して話している人がいます。

前者の場合は、ETH表記でずっと0.001ETHだった場合はガス代に変化なしです。

後者の場合は、ETHの価値が高騰すれば対する法定通貨(日本円など)では評価額が高くなります。

「ETHが値下がりしてガス代やすくなったわ〜」ってのはこれ。

基本料金が高騰している

イーサリアムに限定せず、ブロックチェーンには「スケーリング(スケーラビリティ)問題」というものが存在します。

簡単に端折っていうと、「利用者増えたら手数料高くなるよね、大変」ていう問題です。処理速度は遅くなるし、手数料は高くなる。これによって手数料であるガス代が値上がりします。

polygonをはじめとするレイヤー2を活用する(利用者を分散する)ことでガス代高騰を避けることができます。

NFTを長く扱っていれば「最近利用者増えたからガス代が高いままだなぁ」なんてこともあるはずです。どうしようもない部分ではありますけどね。

ガス代が高すぎる?ガス代を抑える方法

ここからは「どうやったらガス代を抑えられるの?」という話です。5つほど紹介します。

  • 安い時間帯を選ぶ
  • ガス代の上限を設定する
  • polygonの利用を検討する
  • ひたすら待つ
  • ETHが安いときを狙って買っておく

安い時間帯を選ぶ

おすすめは日本時間の昼過ぎ〜夕方くらいまで。次点で日本時間の夜です。

イーサリアムの利用者が最も多いのはアメリカと言われ、次いで欧州、その他の国と言われています。

*すみません、正確な統計見つけられませんでした…

アメリカと日本の時差は14時間くらい。日本の午前中はアメリカの夜間になります。夜間に取引が増えるのは国が違っても同じのようで、ガス代を抑えるためにはこの時間を避けるのが良いです。

また、日本の夜間はアジア全般の取引が増えるのですが、アメリカ勢とずらすだけでも安くなります。

ガス代の上限を設定する

METAMASKでは「ガス代をいくらまで払うか」を設定することができます。

ガス代がとても高いのにも関わらずクリックしちゃった…なんてことを防ぐのに役立ちます。

polygonの利用を検討する

これはNFTをこれから作る人向け。イーサリアムメインネットではなく、レイヤー2のpolygonを利用します。

polygonの手数料は比較的安いので、売り手・買い手共にガス代を抑えられます。

ただし、通常のETHでは取引できずブリッジしなければならなかったりするデメリットもあります。

ひたすら待つ

NFTのmintイベントなどとぶつかった場合、どうしてもガス代は安くなります。

急ぎでないならイーサリアムの処理を一時保留して、ガス代が安くなるのを待つこともひとつの手です。

ETHが安いときを狙って買っておく

これはガス代がどうこうっていうよりも前のお話かもしれません。

日本円を使ってETHを購入する人は、ETHが安くなっているタイミングを狙って買うべきです。実質の支出も抑えられるので、ガス代が高いクリック戦争も積極的に参加できます。

ちょっとNFTの話から逸れるので、私が運営している資産形成のサイトの方のリンクを貼っておきます。

よくある質問

ちょっとマニアックな、でも知っておくと便利な質問に回答していきます。

The marge(ザ・マージ)でガス代は安くなったのか?

The marge(ザ・マージ)はガス代を安くするとか、そういう意図は全くないものです。

イーサリアムのアップデート「The Marge」はイーサリアムの大型アップデートです。。イーサリアムのコンセンサスアルゴリズム(ブロックチェーンを処理する方法)が大きく変わり、消費電力の削減も達成したとのこと。

ただし、The Margeはガス代を安くする目的は一切ありませんでした。以下のように公式ページに明文化されています。

Misconception: "The Merge failed to reduced gas fees."
False. The Merge was a change of consensus mechanism, not an expansion of network capacity, and was never intended to lower gas fees.

The Merge | ethereum.org

直訳↓

誤認識: "The Mergeはガス代の値下げに失敗した"
間違いです。 The Merge はネットワーク容量の拡大ではなく、コンセンサスメカニズムの変更であり、 ガス料金の引き下げを意図したものではありませんでした。

The Merge | ethereum.org

公式でアナウンスされるレベルで勘違いが起きていたようです。

NFT関連でガス代が発生するのはいつ?

ガス代がかかるのは、「ネットワークで処理を行う」ときになります。NFT関連だと、mint(NFTの生成)や取引、ブリッジ(通貨の交換)などさまざまです。

以下、NFTを売買するときにガス代がかかるタイミングです。

☆NFTを売るとき

  • 出品(List)するとき
  • 出品(List)を停止するとき
  • オークションを停止するとき
  • 販売依頼(Offer)を承認するとき

☆NFTを買うとき

  • 固定価格で買うとき
  • オークションに入札するとき
  • オークションの入札を停止するとき
  • ETHをWETHに変える(convert)とき *外部サイト利用含む
  • ETHをpolygonに変える(bridge)とき *外部サイト利用含む

【初心者も安心】OpenSea(オープンシー)とは?始め方から使い方までを解説で、OpenSeaに関する情報をまとめたので、初心者の方は参考にしてくださいね。

まとめ

イーサリアムのガス代について、解説しました。

イーサリアムのガスとは、イーサリアム上でトランザクション(取引処理)を実行するときの仕事量や手数料です。

ガス代は変動していきます。どのように計算されるのかを理解して、リアムタイム価格を確認してみてください。

ガス代を抑える方法について、5つほど紹介しました。

  • 安い時間帯を選ぶ
  • ガス代の上限を設定する
  • polygonの利用を検討する
  • ひたすら待つ
  • ETHが安いときを狙って買っておく

実践できるものから試してみて、ガス代と上手に付き合っていってくださいね。

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とむ

ノマド会社員31歳|NFTを楽しみ30万円以上の利益をあげたノウハウを公開していきます。|CNP dolphin / CNPJ主任 / VLCNP / LAG / GFAW|資産形成ブログ「tomnblog」を運営しています。

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